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アピール
Appeal
お知らせ

安全保障関連法案に反対する

東京女子大学有志アピール

私たち東京女子大学教職員有志は、海外での戦争参加に道を開く違憲の安全保障関連法案に反対します。

2015年9月12日

「太平洋の橋」となることを望み、国際連盟事務次長として国際平和のために力を尽くして斃れた新渡戸稲造を初代学長に持つ東京女子大学は、新渡戸の遺志を継承して、平和の希求という理念をキリスト教主義と並ぶ建学の精神の重要な支えとし、教育理念の中核の一つとしてきました。
 先に強行採決によって衆議院を通過し、現在参議院で審議中の「安全保障関連法案」は、戦後七十年、憲法九条の規定によって守られてきた日本の平和を危うくし、「積極的平和主義」の美名のもとに、違憲の疑いが濃厚な「集団的自衛権」に基づいて海外での他国の戦争に積極的に加担する道を開く危険な法案と言わざるを得ません。
 私たち東京女子大学に勤務する教職員有志は、大学が守り続けてきた平和への意志に対する全面的な共感の念から、戦争へ繋がるこの法案に強く抗議し、反対の意思を表明するものです。

呼びかけ人

 

Angela Davenport(英語文学文化専攻)

石井 信夫(情報理学専攻)
小田 浩一(コミュニケーション専攻)
倉持 和雄(国際関係専攻)
篠目 清美(英語文学文化専攻)
塩原 佳世乃(英語文学文化専攻)
下出 鉄男(全学共通カリキュラム)
竹内 久顕(教職課程)
田中 健夫(心理学専攻)
田中 美保子(言語科学専攻)
土合 文夫(全学共通カリキュラム)
永原 歩(全学共通カリキュラム)

古沢 希代子(経済学専攻) 
松尾 慎(言語科学専攻)
溝口 昭子(英語文学文化専攻)

茂木 敏夫(国際関係専攻)
(50音順)

 

2015/10/22 22:00現在 88名
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